1月7日20時49分配信 読売新聞派遣労働者らの解雇が広がっている事態を受け、東京都は7日、職を失った都民を対象に、ホームヘルパー2級取得の受講料を全額補助することを決めた。
この制度で資格を取得した人を正規採用した企業や介護施設にも、採用1人につき60万円の助成金を支給し、雇用増を目指す。2009年度から実施する。
ホームヘルパー2級の取得には、講座や介護現場の実習などが義務付けられており、受講料は1人あたり約10万円かかる。企業などへの助成金は、6か月の雇用が確認された後に支払われる。都は約1000人の養成を目指しているが、人手不足が深刻な介護分野の人材を確保する狙いもある。
どんな仕事でも、「仕方ないからやる」というのはどうかと思うのですが、いかがなものでしょうか?介護の現場が人手不足というのもわかっていますが、このような制度は、まるで、介護の仕事が誰でもできるような印象になってしまいます。
私自身は一応福祉資格の「保母免許」を持っています。当然、それなりの勉強と実習を行いました。で、感じたこと。憧れていた仕事でしたが、私には向いていないことがわかりました。どれだけお金をもらっても、私は遠慮してしまいます。ちゃんと適正があるんです。誰にでもできる仕事じゃぁないんです。それは保母さんがただ単なるお母さんの変わりではないのと同じことです。
子どもは特別な事情がない限り、一定期間を過ぎれば成長していきます。1年経てばできなかった多くのことができるようになっていきます。けれども介護の仕事はどちらかと言わなくてもその逆です。しかも、多くの場合は一定期間では終わらず、最後には「死」が待っています。半端ではない精神力が必要です。明日、明後日のことではなく、10年後、20年後の配慮ができる人材でなければなりません。
そもそも、介護の仕事などしても、製造業での派遣と生活は変わりません。結局は彼らを安い賃金体系の所へ放り込むのが目的なのではないかとも思えてきます。外国人を招き入れたりしてるのも、安い賃金で働いてくれる人なら外国人でも良いって話ですしね。
何をすべきかなんて、良いアイディアはありませんが、今回の案には賛成できません。これでまた、介護の現場が混乱するのかと思うと・・・介護の仕事を天職として働いている人たちが余りにもかわいそうです。

