【秋葉原通り魔事件】「酒鬼薔薇」世代、教育の落とし穴 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080621/crm0806212257025-n1.htmより、一部引用。
秋葉原の無差別殺傷事件で殺人容疑で再逮捕された派遣社員、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)は、神戸連続児童殺傷事件の容疑者の元少年と同年齢の「酒鬼薔薇(さかきばら)世代」。10年前、教育現場では神戸事件を受け、「心の教育」が問われながら、ナイフを使った少年の事件が相次ぎ、突然「キレる」子供の問題が深刻化した。家庭や学校のしつけ・指導力低下が顕著になり、識者からは「挫折に弱い」「過保護」など、この世代が受けた教育の弊害を指摘する声もある。そろそろこちらがわの識者の意見が出てくることかなぁ~と思ってまっていました。拝見してみて、あぁなるほどと思うところも多いですね。
ところで、タイトルとこの記事との関連なんですけど・・・いつくらいからだったでしょうか?両親揃って高学歴になってきたのは。私の両親は高卒です。やる気があっても、成績がよくても、家にお金がなければ何ともならなかった時代に育った両親ですから、親(祖父母)曰く、高校に行かせてもらえただけでもありがたいはず。ご近所の同世代の親は中卒ばかりのド田舎ですから、そう言う言い方もあるかもしれませんね。
一昔前の親は先生を尊敬していました。その理由のひとつが高学歴だったからかもしれません。義務教育で中学に行かせてもらったけど、手元にあるのは学校の教科書だけで、塾に行くなんてあるはずもなく、参考書も問題集の1冊も買ってもらえない家庭環境で、田んぼや畑を手伝い、宿題すら満足にこなせない(トライしても宿題が解けなかった)状況で育ったとしたら幼稚園・保育園の専門学校卒の先生も、尊敬できる先生だったことでしょう。
だから学校であったまずいことも「うちの子が悪いんです、私(母親)のしつけが不十分でした」と自分を責めて学校や学級担任の責任は問わなかったと。
このことが全て正しいとはとても言えませんが、ある部分を見ればモンスターペアレントと呼ばれるクレーマーよりはうんと真っ当だと思えるのです。少なくとも子ども自身に責任の一端を担わせることができるし、子ども自身が問題を起こせば両親に迷惑がかかると知ることもできます。また、ちょっとしたイタズラ心が集団生活ではとんでもない事件の火種になると知るきっかけにもなります。
高学歴の親御さんはどうしたら自分の子どもの経歴に傷がつかないか考えることが出来るのでしょう。それが子育てに必要なサポートなのか、無用な過保護と言うのか。
幼稚園や保育園では失敗することも大切な教育のひとつと考えています。それこそトイレの失敗、食事中にコップやお皿をひっくり返す、友達が一生懸命作った砂の山を断りもなく崩してしまう・・・数多の失敗から自立することを学び、他の人(友達)と共存していく術を学んでいけるからです。でも小さな頃から失敗させてもらえない、もしくは失敗しても失敗と気付かせてもらえない。
にんじんが嫌いで食べられない。よくある話です。幼稚園や保育園では好き嫌いなく食べられるよう指導しますから、アレルギーでもない限り頑張ってもらいます。でも家庭で「食べなくてもいい」としつけられていれば「お母さんが食べなくていいって言ったモン」となるわけです。これが失敗になればいいのですが・・・折角だから失敗から立ち直れるよう支援していけばいいのですが、「うちではにんじんを食べなくても問題ない栄養バランスの食事を食べさせています!」などとなってはお話になりません。幼稚園や保育園が悪いことになってしまい、真の意味で失敗や挫折から立ち直る術を学ぶことはできません。
これだから短大卒や専門卒はダメだ→先生はこんなモノ もしそんな風になってしまうのなら悲しいことです。
それはさておき、いまや学校の先生ってあこがれの職業と言えなくなりましたからねぇ。優秀な学生は自己実現できそうな一般企業を選んじゃうのが現実ですし。この悪循環をどうやって断ち切るのか・・・それは専門家のお仕事ですけどね(苦笑)。

