きものといえば成人式と結婚式。そんなイメージが定着してしまったような気もしますし、私自身もかつてはそう思っていました。いえ、むしろ、着物なんて着る必要ないじゃないっ!と成人式も洋装で出席したくらいです。そんな私ですが、就職先で出会ったステキな先輩に上手く丸め込まれて着付けを習うことに!!先輩といっても定年退職間近のおばちゃんというか、おばあちゃんですけど(笑)。
着付けを習ってもいいかなと思ったのは、着物が自分で着られるようになれば着物の絵が描ける・・・腐女子ですから・・・そんな単純なものでした。で、確かに着られるようになりまして、絵も描けるようになりましたが、なんと・・・着物にはまってしまったのです。あれだけ毛嫌いしていたのに、やってみると案外楽しいわけですよ。しかもですね、帯を締めると背筋が伸びて、気持ちがすっきりするんです。それに、初心者の着付けレッスンって、背筋をかなり使うのでかなり汗だくになれるアル意味スポーツなんです(笑)。えーっと笑ってますけど、ホントですよ!!!
それから、礼の仕方も習いましたね。だって折角着物をキレイに着ていても、頭のさげ方がなってなかったら人前に出られないじゃないですか。会釈から最敬礼まで。最敬礼なんて天皇陛下に謁見する機会でもなければ使わないかもしれませんけど、そんな頭のさげ方があるってわかっただけでも、ちょっとステキな女性になれた気がするのは不思議なものです。もちろんお座敷で両手をついての礼も習いまして、とりあえず黙っていればそれなりの場所でも乗り切れるというわけです。こう言うお作法は派遣先や親戚付き合いでかなり使えるんですよ。お客さんへのコーヒーの出し方が適当でも、笑顔と礼でごまかすことができるのです!!(爆)
そう言えば手持ちの浴衣で練習できたので、すぐに役立ちましたよ♪訪問着は持っていなかったので練習用の訪問着と帯を借りて練習しました。その内欲しくなって自分の着物を仕立てましたが、たまたま持っていた反物が紬(つむぎ)だったので訪問着にはなりませんでしたけどね(笑/紬は何百万とする最高級大島紬でも普段着扱いです)。このときも先生のお知り合いを紹介してもらえたので格安で仕立てることができました。よく考えると、私はもちろん、他の生徒さんも帯の1本も買わされることがなかったですね。強制されなくても欲しくなっちゃうからでしょうか(笑)。(注:認可教室でしたので先生が練習用の着物を貸し出していただけかもしれません)
ふと思い出して「お教室」を調べてみたらちゃんとありました♪先生がお元気そうとわかり嬉しい限りです。
ちなみに私が通っていた着付け教室は装道きもの学院の認可教室で、現在の「装道礼法きもの学院」です。私の頃は「礼法」と入っていませんでしたが、必要な礼法はちゃんと教えて貰えました。先にも書きましたが、着物を着て礼がなってなかったら、恥ずかしすぎますからね♪もちろん今は「礼法」と入っているくらいですから、日常生活ですぐに役立つ礼法などを身につけることができるのでしょうね。しっかり資格を取るなら本校でしょうけど、ちょっとやってみたい場合はご近所の認可教室がいいかもしれません。
きものを着るのに必要なことは着物を用意したり着方をマスターすることよりも、それをまとう人間ありきと、装いの道を教えてくれた装道にただただ感謝です♪(棚上げですが(汗))



