相続税を見直すというのは悪くないと思いますが、もうちょっと根本的なところ・・・特に農家の相続について見直して欲しいよなぁと思います。
実家の場合所有している土地のほとんどが山林です。私が小学生くらいの時から売れる売れないと言ってきたくらいで、売る気はあります。でもかれこれ数十年。未だに売れていません。愛知万博でも引っかからなかったから売れなかったんですよねぇ~。うちはいつも工事区間の外側なんですよねぇ(苦笑)。
何故売りたいかというと、税金が高いから。何故売れないかというと利用価値がないから。
計算が速い人はピンと来たと思います。利用価値がないのに土地の鑑定価格が高いため、異様なほど税金が高いのです。鑑定価格で売りたいわけですが、売れないので少し下げてみても全く相手にしてもらえません。タダ同然でようやく・・・と言う場合もありました。
実家に現金はありません。仕方がないので物納したいと税務署に申し出ると、物納は宅地、農地の順で山林など一番最後(できれば物納しないで欲しい)です。でもやっぱり資産価値は毎年それなりに計上されていて税金が・・・。
祖父が亡くなったときが一番悲惨でしたね。
それから農地。これもご縁のない方はご存じないと思いますが、農地として相続した土地は相続後、数十年以上(30年だったかな?)農業を行わないと、農地として認められず、税率の高い地目で再請求されます。身体をこわして農業ができなくなっても意地と根性で続けるしかありません。
相続人が規定年数経過前に死亡した場合が悲惨です。相続日までさかのぼって税率の高い地目で再請求、もちろん追徴税も請求されます。これが払えないと相続できないのです(相続は負債も含みます)。人の生き死になど自然のものなのにひどい話です。親戚では後2年くらいだったと聞いていますが・・・当然ほぼ規定年数分の差額と追徴税を請求されて家屋敷を手放した(物納は宅地から)と言います。これでは農業なんて続けていけません。
こんな状況で、想像区税課税強化・・・と言われると痛いですよね。
→ 相続税課税強化で政府税調一致、番号制度検討も確認 : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

